錦織、準々決勝で敗退=格下にストレート負け―男子テニス

<テニス:マドリード・オープン>◇10日◇マドリード

世界113位、パブロ・アンドゥハール(スペイン)が、錦織圭(日清食品)をストレートで破った。

クレー特有の長いラリーには、自信を持っていた。主催者推薦から上位選手を次々と倒して勝ち進んだアンドゥハールは「彼(錦織)がいい選手なのは分かっていた。ただ、フォアハンドで攻めて自分のプレーをしようと思った」と無欲の勝利を強調した。

昨年9月には自己最高の世界33位にまで上がった。その後は不振に陥っていただけに「準決勝に進めて最高にうれしい」と喜んだ。

2013511847分 G!ニュースから]


 

【大金星】錦織圭(日清食品)が元王者フェデラー破り8強入り

9日、スペインのマドリードで開催されている男子テニス・マスターズ大会、ムチュア・マドリード・オープンの男子シングルス3回戦で第14シードの錦織圭(23歳)が第2シードのロジャー・フェデラー(31歳、スイス)を6-4、1-6、6-2のフルセットで撃破、ベスト8に進出しました。

(対戦状況-Yahooニュースから)

2011年のスイス・インドア決勝以来となった両者の対戦、その時は憧れの選手を相手に実力を発揮しきれなかった錦織だったが、この日は第1セットを1ブレークで先取する。

第2セットに入ると、今度はフェデラーが錦織を圧倒。7本のブレークチャンスのうち2本をブレークに結び付けると、自身のサービスゲームでは錦織に1本もブレークチャンスを与えない内容でセットを奪取。試合の流れを掴んだように思われた。

錦織のサーブで始まった第3セット、序盤のピンチを切り抜けた錦織は、第4ゲームと第8ゲームでフェデラーからブレーク。1時間35分で大金星を掴むとともに、自身2度目となるマスターズ大会でのベスト8進出を決めた。

「彼は僕のアイドルでしたし、彼に勝つことが目標の一つでした。」と語った錦織。「それがクレーコートだったなんて信じられない。得意なサーフェスというわけではありませんから。」と、自分でも驚いた様子。

昨年の楽天ジャパン・オープン準々決勝、トマーシュ・ベルディハ戦以来となるトップ10からの勝利となった錦織は、準々決勝で世界ランク113位のパブロ・アンドゥハール(27歳、スペイン)と対戦する。